新型コロナウィルスの影響でテレワークを取り入れている企業が増加しています。オンラインビデオ会議ツール「ZOOM」が注目されていますが、利用者が増えることで問題が発生しています。
他者にビデオ会議に進入されてしまう事故が発生していますが、本当に安全なツールなのでしょうか。オンラインビデオ会議ツール「ZOOM」の問題点についてご紹介してみますので活用している人はご注意ください。
コロナの影響でテレワークが主流に。オンラインビデオ会議ツール「ZOOM」が注目されている!
「ZOOM」は2019年に上場したアメリカ・カリフォルニア州でスタートした企業ですが、2019年の12月時点では1日の利用者数が1000万人程度でしたが、新型コロナウィルスが拡大したことで、どの国でもテレワークが主流になり2020年3月には1日の利用者数が2億人ともいわれています。
無料で使用することができることから会社のパソコンにダウンロードして使用している人も多く、テレワークが広がっているため急速に企業での使用も増加しています。
オンラインビデオ会議ツール「ZOOM」の問題点について調べてみました。
便利ではあるオンラインビデオ会議ツール「ZOOM」ですが、過去からいくつかの問題点が指摘されていますが特にアプリについてはセキュリティ上、多くの問題点があり安全性が疑問視されているのです。
「ZOOM」の問題点は「パスワード」と「OSの資格情報を盗まれる脆弱性」ですが、GoogleもZOOMアプリをインストールしてノートパソコンを使っている社員に対してパソコンの使用を止めるように指示しています。
Googleの広報であるジョゼ・カスタネダ氏は、ニュースサイト・ BuzzFeed Newsの取材をうけておりGoogleは人気のビデオ会議ソフトウェアZOOMを従業員が仕事用のノートパソコンで使用することを禁止しています。従業員には「セキュリティの脆弱性」を指摘するメールを送信し、ノートパソコンのビデオ会議ソフトウェアが機能しなくなることを警告しています。
最近になり、我々のセキュリティチームは、会社のコンピューターでは使用していないZoomデスクトップクライアントを使っている従業員に対し、アプリがセキュリティ標準を満たしていないことを伝えました。
家族や友人と連絡を取るためにZoomを利用している従業員は、ブラウザもしくはモバイルアプリから引き続き利用するとが可能です」と語っています。
引用元:BuzzFeed News
個人的に使用する場合はWEBブラウザー、個人のモバイルで使用するのは問題はないので使用できるとのことですが、いずれにしてもZOOMを会社のパソコンにダウンロードして使用するには問題がありそうです。
ウェブカメラを制御して他の使用者が入り込むなどの事故がありましたが、セキュリティに問題があるのは間違いないでしょう。
テレワークが広がっている世の中でもありますが、セキュリティに関してはクリアしておかないと
企業の重要な秘密が漏れているなんてことにも繋がりかねません。
新型コロナウィルスのため自宅待機が続き、テレワークが必要な場合に使えそうなシステムもあるので検討してみる必要があるでしょう。
まとめ
ZOOMは無料で便利なシステムではありますが、無料であるがゆえにセキュリティに問題があっても補償されるものではありません。
ある程度専門的なシステムを導入しておかないと結果的に企業にとっての機密事項が漏れてしまうことがあります。
インターネットは便利ではありますが、セキュリティの問題はクリアしておいてくださいね。
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