気温が30℃近い日が続くとマスクを着用していると息苦しくなってきました。マスク熱中症なんていわれていますが、そもそもマスク熱中症なんてあるのでしょうか?
- 夏でもマスク着用必須か?マスク熱中症はなぜ起こるのか?
- マスク熱中症を防ぐおすすめの方法!
についてご紹介してみますが、マスク熱中症の正体は?
マスク熱中症を防ぐための方法についてご紹介してみます。
夏でもマスク着用必須か?マスク熱中症はなぜ起こるのか?
蒸し暑い日本の夏が迫ってきました。連日30℃を近い日が続くとさすがにマスクは外したくなりますが、今年はコロナ対策でマスクは必須アイテムとなりそうです。
そもそもマスクは予防に繋がるのかとの声は前からありますが、飛沫感染の予防には効果はある程度あるため全くしていないよりはするべきかと思います。
しかしながら気温が上がると口や鼻で呼吸するため息苦しくなるのは避けられません。
群馬大大学院の鯉淵典之教授(環境生理学)は、口の周りは感覚神経が密集し、体の他の部位より暑さを感じやすい。
夏はマスク着用で体感温度が上がる傾向があるが「心理的な側面が大きい。マスクの着用自体が体温の上昇や熱中症を直接的に招くわけではない」と話しています。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59025330T10C20A5CE0000/
つまり心理的な側面なのでマスクを着用しているから熱中症になるわけではなかったのです。しかしながら熱中症を引き起こす原因は他にもありました。
「教えて!『かくれ脱水』委員会」は、5月1日にまとめた緊急提言で「マスク着用中は喉の渇きに気付きにくくなる」と指摘。
喉の渇きを感じにくくなるのはマスク内の湿度が上がるため。特に高齢者はもともと喉の渇きを自覚しづらく、知らないうちに脱水が進んで熱中症になりかねない。新型コロナの予防でマスクを外してはいけないとの思いから、水分補給も避けがちになるという。
引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59025330T10C20A5CE0000/
水分補給が十分でないことから熱中症になってしまうということです。マスクを着用していると脱水症状になっていても気づきにくいのでいつも以上にマスク着用時は気をつけておく必要があります。
マスク熱中症を防ぐおすすめの方法!
こまめな水分補給
これは毎年いわれていますので当然のことですが、水分補給はこまめにしましょう。
マスクを着用しているといつも以上に脱水症状に気づくことが遅れてしまいがちです。気をつけておかないと倒れるまで気づかないなんてことになりかねませんのでご注意ください。
時々、人のいない場所で外して口回りを冷やす
マスクを着用していると口回りの温度が上昇して息苦しくなります。人がいる時は外しにくいでしょうが、一人でいる場所でこまめに口回りの換気をすることで息苦しさは軽減できます。
マスクを涼しいタイプのものに変える
マスクは飛沫感染予防のために着用していますので、あまり通気性が良いと意味がないといわれるでしょうが、夏用素材のものがたくさんありますので接触冷感素材のものを選ぶのが良いでしょう。
使い捨てではありませんので洗って何度も使用できます。値段はピンキリですが立体構造になっていたり、作りがこだわったものや接触冷感がどこか有名メーカーであったりなどによって値段は異なります。候補になりそうなものをいくつかピックアップしておきます。
まとめ
マスクが熱中症を引き起こすわけではありませんが、マスクを着用しているとこれからの季節は息苦しさを感じるのは当然だと思います。
- 夏でもマスク着用必須か?マスク熱中症はなぜ起こるのか?
- マスク熱中症を防ぐおすすめの方法!
についてご紹介してきましたが、マスク熱中症を防ぐにはこまめに水分補給できるかにかかっています。
おすすめグッズなども併用しながら熱中症にならないようにお気をつけください。
コメント