コロナウィルス対策として安倍首相のイベント中止要請を受け3月以降も大型イベントの開催の中止や延期が相次いでいました。
3月19日から開催を予定している「2020春のセンバツ甲子園」も影響を受けました。
日本高野連も阿部首相の要請があることから慎重に結論を出そうとしていましたが、中止の結論を出しました。
中止になると過去にも中止された大会はありますが、選手の皆さんの気持ちを考えると無念でなりません。
2020春のセンバツ甲子園のスケジュール
【センバツに関する主な大会日程】
3月13日(金)組み合わせ抽選会 9時LIVE
3月19日(木)開幕・開会式 9時〜
3月27日(金)準々決勝 8時半〜
3月28日(土)休養日
3月29日(日)準決勝 11時〜
3月30日(月)休養日
3月31日(火)決勝戦 12時半〜
2020春のセンバツ甲子園出場校一覧
第92回選抜高校野球大会
地区 学校名 都道府県 出場回数
北海道(1枠)
白樺学園 北海道 初出場
東北(2枠)
仙台育英 宮城 3年ぶり13度目
鶴岡東 山形 41年ぶり2度目
関東・東京(6枠)
高崎健康福祉大高崎 群馬 3年ぶり4度目
山梨学院 山梨 2年連続4度目
東海大相模 神奈川 2年ぶり11度目
桐生第一 群馬 4年ぶり6度目
花咲徳栄 埼玉 4年ぶり5度目
国士舘 東京 2年連続10度目
北信越(2枠)
星稜 石川 3年連続14度目
日本航空石川 石川 2年ぶり2度目
東海(2枠+1枠)
中京大中京 愛知 10年ぶり31度目
県岐阜商 岐阜 5年ぶり29度目
加藤学園 静岡 初出場
近畿(6枠)
天理 奈良 5年ぶり24度目
大阪桐蔭 大阪 2年ぶり11度目
履正社 大阪 2年連続9度目
智弁学園 奈良 2年ぶり13度目
明石商 兵庫 2年連続3度目
智弁和歌山 和歌山 3年連続14度目
中国・四国(5枠)
倉敷商 岡山 8年ぶり4度目
鳥取城北 鳥取 8年ぶり2度目
広島新庄 広島 6年ぶり2度目
明徳義塾 高知 2年ぶり19度目
尽誠学園 香川 18年ぶり7度目
九州(4枠)
明豊 大分 2年連続4度目
大分商 大分 23年ぶり6度目
創成館 長崎 2年ぶり4度目
鹿児島城西 鹿児島 初出場
21世紀枠(3枠)
帯広農 北海道 初出場
磐城 福島 46年ぶり3度目
平田 島根 初出場
※一般選考32校、21世紀枠3校、明治神宮大会枠1校
過去の高校野球大会が中止された年度と原因
1918年(大正7年)米騒動のため大会開催を中止 (代表14校は決定)
1941年(昭和16年)日中事変のため開催中止(予選一部と本大会の中止)
昭和17年~20年:第二次世界大戦のため春夏ともに開催なし
(※大日本学徒体育振興会主催の17年夏の全国大会で徳島商が優勝)
1946年(昭和21年)終戦直後のため開催中止
2020春のセンバツ甲子園も中止。
安部首相の大規模イベントの中止や延期の要請を受けてコンサートやスポーツ競技の中止、延期が相次いでいますが2020春のセンバツ甲子園も例外ではありませんでした。
日本高野連は「要請を真摯(しんし)に受け止め、情報収集をしながら、3月4日の選抜の運営委員会で最善策を考えていきたい」とコメントしていましたが、4日に無観客試合を前提に調整との結論を一旦出しました。
なお、予定されていた開幕前の行事は中止および変更。12日のキャプテントーク、責任教師・監督会議、キャプテン研修会、15日と16日の甲子園練習、18日の開会式リハーサル、19日の開会式などが取りやめとなります。変更されるのは13日の組み合わせ抽選会。従来は監督、主将が出席して、主将が抽選を務めますが、今回は主催者(毎日新聞社)による代理抽選で実施します。場合によっては中止の可能性もあります。
延期だと春休み期間も終わり、学校行事が始まりますので、これだけ多くの学生を一同に召集するのには無理が生じるでしょう。
プロ野球のオープン戦は無観客試合として継続実施していることから、無観客試合での開催は可能かもしれません。選手や関係者の気持ちは複雑かもしれませんが、なんとか開催させてあげたかったのですが、結果は中止となりました。
参考にYahoo!のみんなの意見を掲載しておきます。多くのスポーツが中止になっていることから「中止するべきだと思う」厳しい意見が過半数を占めていました。
まとめ
過去の例を見ても戦争など世の中に大きな影響を与える事件が発生した場合は大会を中止せざるをえないこともありました。
コロナウィルスも同様の事例なのかもしれませんが、甲子園を目指して日々練習してきた高校球児のためにもなんとか開催させてあげたかったですが残念です。
日本高野連も出場する学校や生徒の皆さんの意見を踏まえて、中止の選択をしたようですが無念でなりません。
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